昨今、NFTが注目されていますが、主にイーサリアムというプラットフォームでNFTは発行されています。では、なぜNFT発行にイーサリアムは利用されているのでしょうか。
本記事では、イーサリアムの特徴とNFT領域で注目されている理由について、解説していきます。
目次
イーサリアムとは?
イーサリアムはスマートコントラクト機能を持った、分散型アプリケーション(dApps)を開発できるプラットフォームです。
このプラットフォーム内で使用される暗号資産がイーサ(ETH)です。
日本では、プラットフォームで使用する暗号資産もイーサリアムと呼ばれており、プラットフォームのイーサリアム、暗号資産のイーサリアムが同じ表現となっているので、注意しましょう。
暗号資産としてのイーサリアムは、ビットコインに次いで第二位の時価総額を誇ります。
今後、NFT市場が成長していくことで、イーサリアムの価格も上がっていくことが期待されています。
イーサリアムの特徴
ここからはイーサリアムの2つの特徴を解説していきます。
スマートコントラクト
イーサリアムの大きな特徴は、「スマートコントラクト機能」を持っていることです。
これまで手動で行われていた契約を、ブロックチェーン上に契約内容と実行条件を設定しておくことで、自動的に契約を実行できる仕組みです。
スマートコントラクトの自動化とブロックチェーンの改ざん不可能な特性を掛け合わせることで、高いセキュリティかつ短い時間で、手間のかからない取引が可能となります。
dApps(分散型アプリケーション)を開発できる
もう一つの特徴は、dApps(分散型アプリケーション)を開発できることです。
dAppsはこれまでのアプリとは異なり、ブロックチェーン技術が活用されていることから、非中央集権型のアプリケーションとなります。
dAppsでは、ブロックチェーン技術を活用しているので、内部のデータ改ざんや情報漏えいを防げるメリットがあります。
NFT領域で注目されている
イーサリアムはNFT領域でも注目されています。
NFTは(Non Fungible Token)、日本語で非代替性トークンという意味です。
これまでのデジタルデータは、容易にコピーできてしまうので、所有したい人にとって価値が担保されていませんでした。
例えば、インターネット上でピカソの絵をダウンロードしても、その絵を所有していることにはならず、誰でも複製できるため、大きな価値を持ちません。
しかしデジタルデータをNFT化すれば、発行者の登録や取引履歴をブロックチェーン上に登録できるので、本物であることを証明できます。
そのため1つの作品が唯一無二の価値を持ちます。アーティストは自身の作品を現物だけでなく、NFTアートとして売買できるようになるのです。
またアートだけでなく、コンサートチケットなどをNFTすることで、第三者の複製を防ぐなどに活かされています。
イーサリアムの将来性
イーサリアムの特徴について解説してきました。
ここからは、イーサリアムの将来性について解説していきます。
大手企業との連携
イーサリアムの大きな特徴である「スマートコントラクト」をビジネスに活かすため、2017年にイーサリアム企業連合(EEA)が発足されました。500以上もの企業が参加しており、国内外問わず有名な企業が多数参加しています。
・TOYOTA
・KDDI
・Microsoft
・intel
このように有名企業が、連合まで作っていることから信頼性もあり、将来性は十分に期待できるでしょう。
イーサリアムのアップデート
イーサリアムではコンセンサスアルゴリズムの変更があり、大幅にアップデートされます。
現在では、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)というアルゴリズムが使用されていますが、複雑な計算を要するため、処理時間と処理コストが大きくなってしまう問題を抱えています。
また、消費電力が大きすぎることから、環境への問題も危惧されてるのです。
これらの問題を解決するのが、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)です。PoSに移行することで、処理スピードが早くなり、コスト削減にもつながります。
さらに消費電力も大幅に抑えられることから、これまでの問題が近い将来、大幅に改善されることが期待できます。
まとめ【今後期待できるイーサリアムを購入しておこう!】
いかがだったでしょうか。
今回は、イーサリアムの特徴とNFTに活用されている理由を紹介しました。
NFT領域はもちろんですが、イーサリアムのスマートコントラクト機能で、自動的に安全な取引ができるようになります。
そのため金融などさまざまな業界で、活用されていくでしょう。
また、大幅なアップデートもされることから利便性が高まるので、同時に暗号資産であるイーサリアムの価格上昇が見込めます。
このように将来性が期待できるので、いつでも購入できるようにCoincheckで口座解説しておくのがおすすめです。
ワンコイン(500円)から投資できるので、本記事を参考に暗号資産を購入してみてはいかがでしょうか。